
【2025年版】外壁塗装の適正価格がわかる!坪数別の費用目安と見積チェックポイント

「そろそろ家の外壁を塗り替える時期かな?」と考えているあなた。
まず一番気になるのは、やはり「結局いくらかかるの?」ではないでしょうか。
2025年の最新データによると、30~40坪の一戸建ての外壁塗装は、80万円から140万円が相場の中心帯です。
この記事では、まず適正相場を知り、価格の内訳を理解し、賢く外注塗装を発注するヒントをご紹介します。
坪数別・相場早見表(総額の目安)
実際に工事を検討する際に最も知りたいのは、「自分の家だといくらぐらいかかるのか」という点です。
全国の最新データを総合すると、30〜40坪の一戸建てで80万円〜140万円が主流です。
特に、100万円から120万円の価格帯で依頼する人が最も多いという調査結果が出ています。
坪数別の総額目安(足場等込み)
- 20坪:40万〜90万円
- 30坪:60万〜100万円
- 40坪:80万〜130万円
- 50坪:100万〜160万円
- 60坪:120万〜200万円
この表を見ると、坪数が大きくなるほど単純に比例して高くなるわけではないことがわかります。
これは、足場の設置や基本的な作業にかかる費用は、家の大きさに関わらず一定の部分があるためです。

価格を左右する5大要因
業者により見積もりの金額に差が出るのは、主に次の5つの要因によるものです。
1. 塗装面積(外壁面積)
家の延べ床面積(坪数)が同じでも、建物の形が複雑だったり、壁が多い家だと、塗装する面積は増えます。
費用は「坪」ではなく、実際に塗装する「壁の面積(平方メートル)」で計算されます。
2. 塗料のグレード

塗料にはさまざまな種類があり、それぞれ耐久年数や価格が異なります。
- シリコン系: コストと耐久性のバランスが良く、最も使われています。
- フッ素系: シリコンよりも高価ですが、長持ち(15〜20年程度)します。
- 無機系: 非常に高価ですが、20〜25年と最も長く持ちます。
長持ちする塗料ほど、初期費用は高くなります。
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3. 下地補修の量
塗装を始める前に、壁のひび割れや、つなぎ目のゴム(コーキング)の劣化などを直す作業が必要です。
傷みが激しい家ほど、この補修費用が多くかかります。
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【築20年以上の家は必見】外壁塗装の寿命サイン!放置するどうなる?
4. 付帯部の範囲
外壁だけでなく、雨どいや破風(屋根の端)、軒天(軒の裏側)といった細かい部分の塗装も費用に含まれます。
これらの部分が多いと、その分費用も上がります。
5. 地域相場・建物の条件
建物の高さ、周りの家との距離なども費用に影響します。
作業がしにくい環境だと、人件費や足場代が高くなることがあります。
費用の内訳 — 見積もりの「ここ」をそろえて比較
複数の会社から見積もりを取るときは、「項目がきちんと揃っているか」をチェックすることがとても大切です。
最低限、以下の項目が漏れなく入っているか確認しましょう。
- 足場代:作業のために必要な足場の設置費用
- 高圧洗浄:塗装前の外壁の汚れを落とす作業
- 養生(ようじょう):塗料が飛び散らないように窓や地面を保護する作業
- 下地補修:ひび割れなどの補修費用
- 塗料代・塗装回数:使う塗料の種類や、何回塗るか。通常は下塗りを含めて3回塗りです
- 付帯部:雨どいや軒天などの塗装費用
- 保証:工事後の保証内容
「一式」とひとまとめに書かれている場合は、どんな作業が含まれているかを確認しましょう。
細かい内訳をしっかり比較することで、適正価格かどうかが見えてきます。
屋根と同時施工は得?— 重複コストを減らす考え方

屋根の塗装も検討している場合、外壁塗装と同時に行うと費用がお得になるケースがほとんどです。
その理由は、足場を1回で済ませられるからです。
足場代は工事費の20%ほどを占めることもあり、これを1回分にできるメリットは非常に大きいです。
屋根と外壁の耐久年数は似ていることが多いので、まとめて施工することで、コストだけでなく、工事の手間も一度で済みます。
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外壁塗装と屋根塗装は同時に行うべき?メリット・デメリットを徹底比較!
失敗しない!外壁塗装の賢い発注チェックリスト
外壁塗装は大きな買い物だからこそ、失敗は避けたいものです。
安心して適正価格で工事を依頼するために、契約前に必ず確認すべき4つのポイントをまとめました。
1. 必ず複数社から見積もりを取る
1社だけの見積もりで決めるのは危険です。
消費者庁や国民生活センターも、複数の会社から見積もりを取ることを推奨しています。
費用や対応を比較することで、適正価格が見えてきます。
見積を取るときに「他社さんからも見積を取っています」と伝えるのも◎です。
2. 即決を迫られたら契約しない
「今すぐ決めてくれたら安くする」と契約を急かす業者には注意が必要です。
焦って契約すると、あとで後悔することになりかねません。
3. クーリング・オフの知識を持つ
もし契約してしまっても、一定期間内なら契約を解除できる「クーリング・オフ」制度があります。
訪問販売の場合は、契約書を受け取った日を含めて8日間は適用されます。
4. 訪問勧誘型の「点検商法」に注意

「無料で点検します」と訪問してきて、「このままだと家が大変なことに」と不安をあおり、高額な契約を迫る悪質な手口があります。
警視庁も注意を呼びかけています。
\ 業者を選ぶときの注意点についてはこちらも読まれています /
相場から「適正価格」へ—見積もり比較で見抜くコツ
相場を知ることは、外壁塗装で失敗しないために欠かせないポイントです。
まずは相場を知る: 30〜40坪の家なら、80万〜140万円が中心帯です。
この相場感を知ることで、提示された金額が妥当かどうかを判断する第一歩になります。
相場を「内訳」で補強する: 多くの価格差は、塗料や補修費用など、内訳の違いで説明できます。
相場感をより正確な「適正価格」に近づけるため、見積もりの項目を一つひとつ確認しましょう。
複数社で相場を確かめる
1社だけの見積もりでは、その価格が本当に相場通りか分かりません。
複数の業者から見積もりを取り、比較することで、あなた自身の目で適正価格を確かめましょう。
この3つのステップを踏むだけで、悪質な業者に騙されるリスクを大幅に減らし、あなたの家にぴったりの信頼できる業者を見つけられます。
この記事が、あなたの外壁塗装の第一歩に役立つことを願っています。
グローリーは尼崎市を中心に、外壁屋根塗装に25年携わってきました。
正直に誠実にお客様のご要望に向き合っています。 見積ご相談は無料です。
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