コーキング工事の施工手順を解説!
コーキング工事とは?
建物の防水性や気密性を保つために欠かせない工事の一つが目地の「コーキング工事」です。
サイディングやALCなどの外壁材は、実はこの工事によって守られていることをご存じでしょうか?
目地部分の劣化を放置すると、雨水が侵入したり、空気が漏れたりしてしまいます。
これが防水性や気密性を損なう原因となるのです。
そこで活躍するのが「コーキング」です!
コーキングは、ポリウレタンやシリコーンなどの樹脂を主成分とする充填材を用いて目地を埋める作業です。
この作業によって、目地からの雨水の侵入や空気の漏れを防ぎ、建物全体の性能を向上させることができます。
今回は、外壁材の目地のコーキング作業工程をご紹介します✨
コーキング工事の作業工程
施工前
コーキングが劣化し、切れていたりひび割れがある状態だと
防水性の効果はなく、外壁材を保護ができていない状態となります。
①既存コーキング撤去
外壁材を傷つけないように慎重に剝がしていきます。
②清掃・養生・プライマー処理
コーキング撤去後、目地にゴミがあると密着力が落ちるため、しっかりキレイに清掃を行います。
その後、マスキングテープで養生し、プライマー処理を行います。
目地にプライマー処理をすることでコーキングの密着性をよくします。
③コーキングを充填する
新しいコーキングを充填していきます。
コーキングガンという専用の道具を使って打設します。
④表面を整える
充填したコーキングの表面をスポンジ付きのヘラで整えていきます。
⑤完了
養生を剥がし、工事完了です。
コーキング工事は外壁工事と一緒に!
コーキングの耐用年数は10年と外壁塗装の塗り替えの時期と重なりますので、
外壁塗装工事と一緒に行うことをおすすめします。
まずは現地調査のご検討宜しくお願い致します!