我が家の外壁塗装、大丈夫？失敗しない業者の選び方
「我が家の壁、なんだか古くなってきたな」
「雨漏りしているみたいだけど、どこに相談したらいいのかしら」
この記事を読んでおられる方の中には、こんな風に感じている人もいらっしゃることでしょう。
大切な家を長持ちさせるために、外壁塗装はとても重要です。
でも、「どこに頼めば安心なのか」「費用はどれくらいかかるのか」など、不安に思うことも多いはず。
残念ながら、中には悪質な業者も存在します。国民生活センターなどにも多くの相談が寄せられています。
この記事では、安心して外壁塗装を進めるために、よくあるトラブルとその防ぎ方をご紹介します。
1.「手抜き工事」が原因？工事の仕上がりに関するトラブル
「塗り替えしてまだ2年なのに、もう壁が剥がれてきてしまった…」
通常の「経年劣化」により塗装の剥がれが出るのは、一般的に塗料の耐用年数を過ぎたころです。
塗料の種類と一般的な耐用年数の目安は以下の通りです。
- アクリル系塗料：5〜8年
- ウレタン系塗料：7〜10年
- シリコン系塗料：10〜15年
- フッ素系塗料：15〜20年
10年未満で塗膜が剥がれる場合、下地処理が不十分なことが原因である可能性が高いです。
下地処理とは、古い塗料や汚れをきれいに落とし、表面を整える大切な作業です。
この作業を怠ると、せっかく塗った新しい塗料がすぐに剥がれてしまいます。
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また、仕上がりの色やツヤがイメージと違うという問題も少なくありません。
契約時に決めた色と全く違う色に仕上がってしまうと、大きなショックですよね。
【トラブルを防ぐには】
「どんな作業をするか」を事前に確認する
見積もりの内容をしっかり見て、下地処理について書かれているか確認しましょう。
「色見本」でしっかり確認する
実際に塗る色見本を見せてもらい、納得してから契約することが大切です。
＼ 塗装の色選びについてはこちらも読まれています ／
後悔しないために！わが家の外壁塗装、色選びで気をつけたいこと カラーシュミレーション無料体験できます
2.「追加費用」にびっくり！お金に関するトラブル
「見積もりでは安かったのに、後からどんどんお金を請求された」
こんな話を聞いたことはありませんか？
契約の際に「これは追加料金です」と後から言われるケースがあります。
また、「10年保証」と言われても、実際には特定の場所や材料しか保証されないなど、保証内容が曖昧なこともトラブルにつながります。
【トラブルを防ぐには】
「工事内容と費用」を書面でもらう
口約束ではなく、工事の内容、使う材料、かかる費用をすべて書いた見積書をもらい、納得してから契約しましょう。
「保証内容」を詳しく確認する
どのような場合に保証が使えるのか、保証期間はいつまでかを、書面でしっかり確認することが大切です。
3.「工事が終わらない！」工期に関するトラブル
「工事がなかなか終わらず、生活に影響が出てしまった」
外壁塗装は天気の影響を受けやすいので、予定より遅れることもあります。
しかし、その理由をしっかり説明してくれなかったり、連絡が取れなくなったりすると不安になりますよね。
また、工事中は窓を開けられなかったり、洗濯物が外に干せなかったりと、不便なこともあります。
こうした生活への影響について、事前にしっかり説明してくれる業者を選びましょう。
【トラブルを防ぐには】
「連絡はこまめにしてくれるか」確認する
工事の進み具合や予定変更について、こまめに連絡をくれる業者を選びましょう。
4.「ご近所から苦情が…」近隣トラブル
「工事の音やニオイで、お隣さんに迷惑をかけてしまった」
工事中は、どうしても音やにおい、ホコリが出ます。
主ににおいがでるのは有機溶剤を使用した塗料ですが、この塗料を使うと、ご近所の方が気分を悪くしてしまうこともあります。
＼ 塗装時のにおいについてはこちらも読まれています ／
「外壁塗装の臭い、大丈夫？」気になる原因と対策、ニオイが少ない塗料の選び方
また、隣の家の車や壁に塗料が飛び散ってしまい、苦情につながるケースも少なくありません。
【トラブルを防ぐには】
「工事前の挨拶」をしっかりしてくれるか確認する
工事の前に、業者が近隣のお宅へ挨拶をしてくれるかどうかは、信頼できる業者を見分ける大切なポイントです。
「ご近所への配慮」を約束してくれるか確認する
塗装が飛び散らないよう、車のカバーや家の養生（ようじょう）を丁寧にしてくれる業者を選びましょう。
安心できる業者選びが一番の近道
外壁塗装で失敗しないためには、信頼できる業者を選ぶことが何より大切です。
複数の業者から見積もりをとって、じっくり比較することをおすすめします。
特に以下の3つのポイントを参考にしてみてください。
「資格」を持っている人がいるか
外壁診断士や屋根診断士など、専門の資格を持っている人がいる業者は、知識と経験が豊富で安心です。
「保証」がしっかりしているか
工事内容や保証内容をきちんと書面で残してくれるか確認しましょう。
「地元の実績」があるか
地域で長く工事をしている業者は、地元の気候や建物の特徴をよく知っているので、より安心です。
大切な家を守るために、ぜひ慎重に業者選びをしてくださいね。
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