
家の塗装でよくあるトラブル事例と防ぎ方|契約前に確認したい注意点

外壁塗装を考え始めるタイミングは、人によってさまざまです。
ご近所で塗装工事が始まったことをきっかけに気になり出す方もいれば、台風や強い雨のあとに「うちの屋根や外壁は大丈夫かな」と不安になる方もいらっしゃいます。
特に築年数が20年を超えてくると、見た目の古さだけでなく、雨漏りやひび割れ、塗装の劣化なども気になってくる頃です。
費用や工事内容が分かりにくいことへの不安
ただ、外壁塗装や屋根塗装は、費用も工事内容も分かりにくいものです。
お金のかかる工事なので、「どこに頼めばいいのか」「見積もりは適正なのか」「トラブルに巻き込まれないか」と心配されるのも無理はありません。
この記事では、塗装業者の立場から、家の塗装で起こりやすいトラブルを、契約前・工事中・工事後に分けてお伝えします。
みなさまの不安を小さくし、納得して工事を進めていただくために、この記事が役立ちましたら幸いです。
家の塗装でトラブルが起きやすい理由
仕上がりを事前に確認しにくい工事だから

外壁塗装や屋根塗装は、日用品の買い物とは違います。
金額も大きく、工事が終わるまで仕上がりを確認できません。
また、見積書には「下塗り」「中塗り」「上塗り」「シーリング」「付帯部」「ケレン」など、聞き慣れない言葉が並びます。
そのため、説明が少ないまま契約すると、後から
「そこまで含まれていると思っていた」
「追加費用がかかるとは聞いていなかった」
「どの部分を直してもらえるのか分からなかった」
という行き違いが起こることがあります。
現場を見ない見積もりには注意が必要
この点について、国土交通大臣指定の相談窓口である住まいるダイヤルでも、リフォームの見積もりでは、現場を見ないまま作られた見積書に注意が必要だと案内しています。
現場を見ずに作られた見積書では、工事面積や材料の数量を正確に出せず、あとから追加費用につながる場合があるためです。
ただし、最初の相談段階で、建物の大きさや写真をもとに概算の費用を聞くこと自体が問題というわけではありません。
その金額が、正式な見積もりとして出されたものなのか、あくまでおおよその目安なのかを分けて考える必要があります。
安いか高いかだけでは判断できない
塗装工事は、安いか高いかだけでは判断できません。
どこを、どの材料で、どの範囲まで、どの工程で行うのか。
そこまで分かる見積もりになっているかを見る必要があります。
契約前に起こりやすい塗装トラブル

訪問販売で急いで契約してしまう
塗装工事のご相談で多いのが、訪問販売をきっかけにした不安です。
たとえば、突然来た業者から、
「屋根が傷んでいます」
「このままだと雨漏りします」
「今日契約すれば安くできます」
と言われると、心配になるのは自然なことです。
外から少し見ただけでは判断できないこともある
ただ、家の状態は、外から少し見ただけで正確に判断できるとは限りません。
屋根や外壁の状態を見るには、劣化している箇所、面積、下地の状態、雨水の入り方などを丁寧に調べる必要があります。
国民生活センターでは、外壁塗装について突然訪問を受けて契約した場合、特定商取引法で定められた書面を受け取った日を1日目として、8日以内であればクーリング・オフできると案内しています。
書面を受け取っていない場合は、いつでもクーリング・オフできるともされています。
その場で決めず、いったん時間を置く
もちろん、訪問販売のすべてが悪いわけではありません。
ただし、その場で契約を迫られたときは、用心してください。
家族に相談する。
別の業者にも見てもらう。
見積書の内容を読み直す。
そうやって、いったん時間を置く。
こういった余裕があると、その場の不安や値引きの言葉だけで判断せずに済みます。
\ 塗装工事の訪問営業に関しては、こちらも読まれています /
見積もりが「一式」ばかりで内容が分からない
見積書に「外壁塗装一式」「屋根塗装一式」「補修一式」とだけ書かれている場合、注意が必要です。
一式という表記がすべて悪いわけではありませんが、この書き方では契約後の行き違いを発生させかねません。
外壁塗装であれば、少なくとも次のような項目は確認しておきたいところです。
- 塗装する面積
- 使用する塗料の商品名
- 下塗り・中塗り・上塗りの回数
- シーリング工事の有無
- ひび割れ補修の範囲
- 雨樋、破風板、軒天など付帯部の扱い
- 足場代、養生、高圧洗浄の記載
分からないことを聞けるかどうかも大切
住まいるダイヤル「リフォーム見積書セルフチェックのポイント」でも、不明瞭な項目や「一式工事」「特別割引」などがないか工事箇所・数量・仕様・単価を見るよう案内されています。
見積書を読んで、分からないところがあるのは当然です。
分からないことを聞いたときに、納得できるよう、わかりやすく丁寧に説明してくれるかどうか。
そこに、工事や顧客に対する業者の姿勢が表れると、わたしは考えます。
安さだけで決めて、必要な工程が省かれる
外壁塗装は高額になりやすい工事です。
そのため、少しでも費用を抑えたいと思うのは自然なことです。
ただ、極端に安い見積もりには、理由がある場合があります。
たとえば―
- 高圧洗浄の時間が短い
- 下地補修の範囲が少ない
- 塗装回数が不明
- 付帯部が含まれていない
- 足場や養生の内容が簡略化されている
- シーリング工事が別料金になっている
塗料を塗る前の工程も仕上がりに関わる
こういった部分です
塗装は、塗料を塗る作業だけで決まるものではありません。
洗浄、下地補修、乾燥、養生、下塗りなどの工程があって、はじめて美しく長持ちする仕上がりにつながります。
「他社より安い」という理由だけで決める前に、何が含まれていて、何が含まれていないのかを確かめておきたいところです。
工事中に起こりやすい塗装トラブル

近隣への説明が足りず、気まずくなる
塗装工事は、当然のことですが、家の外で行われる工事です。
足場を組む音や高圧洗浄の音、作業車の出入り、塗料のにおいなどは、工事の性質上、どうしても発生することがあります。
これらは工事をする側でできる限り配慮すべきものですが、近隣のお宅にとっては、事前に知らされていないと避けようがないものでもあります。
特に、洗濯物を外に干す日や、車の出し入れがある日、在宅で過ごす時間が長い日などは、急に音やにおいが出ると困られることもあります。
工事前に近隣対応の範囲を聞いておく
そのため、工事前には、次のような点を聞いておくと、近隣との行き違いを減らせます。
- 近隣へのあいさつは誰が行うのか
- どの範囲のお宅まで声をかけるのか
- 工事期間はどのくらいか
- 高圧洗浄やにおいが出る日はいつか
- 作業車の駐車場所はどうするのか
- 万が一、近隣から問い合わせがあった場合は誰が対応するのか
近隣への配慮も業者選びの判断材料になる
近隣対応は、塗装そのものの仕上がりとは別のことのように見えるかもしれません。
しかし、足場の設置や高圧洗浄、作業車の出入りなどは、近隣の方の生活にも関わる部分です。
工事前のあいさつや、音・においが出る日の説明、車両の停め方への配慮があるかどうかは、その業者が工事全体をどれだけ丁寧に進めようとしているかを見る一つの判断材料になります。
塗装が終わった後も、その家での暮らしは続きます。
だからこそ、近隣への配慮まで含めて、工事全体を丁寧に進めてくれる業者かどうかを見ておきたいところです。
工事中に追加費用を伝えられる
外壁や屋根の工事では、足場を組んで近くで観察してから、また工事が進む中で、劣化がはっきり分かることがあります。
そのため、追加工事がすべて不自然、不当というわけではありません。
ただし、追加費用をめぐる行き違いは起こりやすい部分です。
住まいるダイヤルでは、工事段階で計画を変更する場合、追加または変更工事の見積書などを提示してもらい、説明を受け、合意したうえで工事を進めるよう案内しています。
また、合意内容は打ち合わせ時の記録、見積書、契約書などに残すことが役に立つとされています。
追加工事の内容はその場で確認する
追加工事の話が出たときは、次のことをその場で聞いてください。
- どの部分に不具合があるのか
- 写真で見せてもらえるか
- 今直す必要があるのか
- 追加費用はいくらか
- 追加しない場合、どのような影響があるのか
- 書面に残せるか
口頭だけで進めると、後から内容を思い出せなくなることがあります。
金額が小さくても、追加工事は書面や写真で残しておくほうが安全です。
思っていた色と仕上がりが違う
外壁塗装では、色のトラブルもあります。
小さな色見本では良いと思ったのに、実際に家全体に塗ると明るく見えたり、濃く感じたりすることがあります。
日当たり、影、周囲の建物、屋根の色、サッシの色によっても印象は変わります。
色は好みの問題だけではありません。
家全体の見え方に関わるため、契約前にできるだけ具体的な状態で確認しておきたい部分です。
色見本だけで決めず、外観全体で考える
色選びでは、次のような点に注意しましょう。
- 小さな色見本だけで決めない
- できれば大きめの見本板で確認する
- 屋外の自然光で見る
- 朝・昼・夕方で印象が変わることを知っておく
- 屋根、雨樋、サッシとの相性を見る
- 近い色の施工事例を見せてもらう
「人気色だから大丈夫」と決めるより、ご自宅の外観に合うかどうか、家並みのなじむかどうかで判断したほうが、納得感につながります。
\ 外壁の色選びについてはこちらも読まれています /
外壁に「やめた方がいい色」とは?失敗しない色選びのコツも解説!
工事後に気づきやすい塗装トラブル

塗装後に剥がれや膨れが出る
工事後短期間のうちに塗装後に剥がれや膨れが出た場合、「施工ミスかな」と感じるかもしれません。
しかし、剥がれや膨れの原因は下地の状態、洗浄や乾燥、塗料との相性、既存塗膜の状態や気候条件など、いくつかの要素が関係していて、業者のミスとは言い切れません。
症状に気づいたら早めに記録して相談する
このような症状に気づいたときは、早めに業者へ連絡し、以下のような点を記録しておくと状況を伝えやすくなります。
- いつ気づいたか
- どの場所に出ているか
- どんな様子か(写真を撮る)
- 雨の後なのか、晴天時なのか
- 広がっているかどうか
まずは状況を一緒に確認してもらい、保証や補修の対象になるかを確認します。
雨漏りが塗装だけでは止まらない
雨漏りがあると、「外壁を塗れば直るのでは」と思われる方もいます。
ただ、雨漏りの原因はさまざまです。
外壁のひび割れ、シーリングの劣化、屋根材の不具合、板金部分、防水層など、原因が一つとは限りません。
そのため、雨漏りがある場合は、塗装だけを前提に進めず、まず原因箇所を見つける必要があります。
塗装で対応できる部分と補修が必要な部分を分ける
塗装は、外壁や屋根の表面を保護するための工事です。
しかし、雨漏りの原因が屋根材の破損や板金部分、防水層などにある場合、塗装だけで解決するとは言えません。
そのため、雨漏り補修工事を契約する前には、「塗装で対応できる部分」と「別の補修が必要な部分」を分けて聞いておく必要があります。
あわせて、次の点も聞いておくと、工事内容を判断しやすくなります。
- 雨漏りの原因をどこまで調べたのか
- 塗装で対応できる範囲なのか
- 補修工事が別に必要なのか
- 工事後の保証範囲に雨漏りが含まれるのか
「塗れば必ず止まる」という説明を受けた場合は、どの箇所を、どの工事で直すのかまで聞いておくことをおすすめします。
\ 雨漏りについてはこちらも読まれています /
【保存版】雨漏り対策の基本|自分でできること、プロに頼むこと
保証内容を見ておらず、対応範囲で迷う
塗装工事では、「保証あり」と書かれていることがあります。
ただし、保証年数だけで判断するのは早いです。
保証には、対象になる部分と対象外の部分があります。
たとえば、外壁の塗膜は対象でも、建物の動きによるひび割れ、台風などの自然災害、施工範囲外の雨漏りは対象外になることがあります。
保証年数だけでなく対象範囲を見る
保証については、次の点を見ておくとよいです。
- 保証書は発行されるか
- 何年保証か
- どの部分が対象か
- どのような症状が対象か
- 対象外になる条件は何か
- 工事後の点検はあるか
- 連絡先は明記されているか
保証は、長ければよいというものではありません。
どの症状が対象で、どこからが対象外なのか、書面で分かる形になっているかを見る必要があります。
補助金や火災保険で誤解しやすいポイント
補助金は「必ず使える」とは限らない
「補助金を使えば、工事費用がゼロになります」と誘われる場合があります。
外壁塗装に補助金を使えるか、これは、自治体によって扱いが大きく変わります。
同じ兵庫県内でも、尼崎市と西宮市では状況が違います。
例えば西宮市では、令和8年度の住宅リフォーム助成金は国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金活用事業として実施されます。
対象は、住宅の機能の維持及び向上のために行う補修、改良工事。現在、人が住んでいることが条件の一つです。
一方、尼崎市は「空家改修費補助事業」で、空き家に対するものであり、居住中の住宅は対象外とされています。
自治体や年度によって条件は変わる
つまり、「隣の市で使えるから、自分の家でも使える」とは言えません。
補助金は、年度、自治体、工事内容、施工業者、申請時期によって条件が変わります。
特に注意したいのは、工事の着手時期です。
補助金は、申請前や交付決定前に工事を始めると対象外になることがあります。
工事を急ぐ前に、自治体の公式ページを必ず見てくわしく調べておくことが必要です。
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火災保険は経年劣化の塗り替えに使えるとは限らない
また「火災保険で外壁塗装ができます」と言われることもあります。
ここも、注意が必要です。
火災保険は、一般的に、台風、雹、飛来物などによる損害が対象になる場合があります。
一方で、年数が経って起こる色あせ、チョーキング、ひび割れ、汚れなどは、経年劣化として扱われることが多く、塗り替え費用そのものが保険でまかなえるとは限りません。
保険が使えるかは塗装業者だけでは断定できない
覚えておいていただきたいのは、保険が使えるかどうかは塗装業者が断定できない、ということです。
最終的な判断は、契約している保険会社や鑑定の内容によります。
「保険で無料になります」と強く言われた場合は、次の点をたずねてみてください。
- どの損害を保険対象と見ているのか
- 経年劣化ではない根拠は何か
- 保険会社への申請は誰が行うのか
- 保険金が出なかった場合、工事費用はどうなるのか
- 契約前に保険会社へ相談してよいか
保険を使える可能性がある場合でも、契約を急ぐ必要はありません。
まずは、保険会社や代理店に相談するほうが安全です。
塗装トラブルを防ぐために契約前に確認したいこと
まずは見積書の中身を確認する
塗装工事での行き違いを減らすには、契約前の確認が欠かせません。

でも、難しい専門知識をすべて覚える必要はありません。
まずは、見積書にどの工事が含まれていて、何が別費用になるのかを確かめておきます。
見積書で見ておきたい項目
見積書では、合計金額だけでなく、次のような項目が書かれているかを見ておくと、工事内容を把握しやすくなります。
- 工事範囲
- 面積
- 塗料名
- 塗装回数
- 下地補修の内容
- シーリング工事の有無
- 付帯部の塗装範囲
- 足場代
- 高圧洗浄
- 養生
- 廃材処分
- 追加費用が出る条件
不安が残る場合は第三者に相談する
見積書を見ても不安が残る場合は、第三者に相談する方法もあります。
住まいるダイヤルでは、リフォーム見積チェックサービスも実施しています。
建築士の相談員が電話で相談に対応し、相談時間は最長60分とされています。
劣化箇所を写真で示してもらう
外壁や屋根は、ご自身では見えない部分。
特に屋根の上や高い場所は、普段見る機会がありません。
現地調査の後は、劣化している場所を写真を使って説明してもらうと、どの部分に、なぜその工事が必要なのかが分かりやすくなります。
- どこが傷んでいるのか
- どの程度なのか
- 塗装で対応するのか
- 補修が必要なのか
- すぐに工事が必要なのか
写真があると家族にも相談しやすい
写真があると、家族や他の人にも相談できます。
また、後から見積書を見返したときに、工事内容と劣化箇所を照らし合わせることができます。
追加工事の扱いを先に聞いておく
先にも書きましたが、工事中に追加工事が出る可能性は、ゼロではありません。
だからこそ、契約前に追加工事が出た場合の扱いを確かめておく必要があります。
- 追加工事が必要になった場合、事前に説明があるか
- 写真で見せてもらえるか
- 追加見積書を出してもらえるか
- 了承する前に工事を進めないか
- 追加費用を支払うタイミングはいつか
追加費用は書面で残しておく
この部分が曖昧なまま進むと、後から不満が残ります。
小さな工事であっても、金額が変わる場合は書面で残すことをおすすめします。
工事中の連絡方法を決めておく
塗装工事中は、天候によって予定が変わることがあります。
雨の日は作業できないこともありますし、乾燥時間が必要な日もあります。
ただ、予定が変わったときに連絡がないと、
「今日は作業があるのか」
「どこまで進んでいるのか」
「工期は延びるのか」
が分からず、不安になることがあります。
予定変更や不在時の連絡方法を確認する
そのため、工事が始まる前に、連絡方法や連絡してもらう内容を決めておくことが大切です。
- 工事中の連絡担当は誰か
- 気になる点や予定変更は、電話・LINE・メールのどれでやり取りするのか
- 予定変更がある場合、いつ連絡してもらえるのか
- 不在時の作業内容を伝えてもらえるか
業者の良し悪しは、工事の品質だけでなく、必要な連絡をきちんと行えるかどうかにも現れてきます。
特に、日中に家を空けることが多い方は、事前に連絡方法を決めておくと、工事中の不安を減らせます。
保証と工事後の対応はどうか
工事が終わった後も、家はそこで終わりではありません。
台風、強い日差し、雨、湿気などを受けながら、また暮らしが続いていきます。
だからこそ、工事後の対応も見ておきたいところです。
- 保証書はあるか
- 保証対象はどこか
- 点検はあるか
- 気になる症状が出た場合の連絡先はどこか
- 施工写真や工事内容の記録をもらえるか
工事後に相談できる先があるか
工事直後の見た目だけでなく、その後の相談先があるかどうか。
ここも、業者を選ぶうえで大切な判断材料になります。
判断に迷うときは第三者の相談窓口を利用する方法もある

契約前に迷ったら相談窓口を使う
外壁塗装や屋根塗装は、分からないことがあって当然です。
契約前に迷ったときは、業者だけでなく、第三者の相談窓口を使う方法もあります。
すでに書きました通り、住まいるダイヤルでは、リフォームの見積書に関する相談ができます。
これ以外にも、国土交通省でもリフォームに関する、見積の項目や形式、金額、追加費用について相談できる制度を用意しています。
また、訪問販売で契約して不安がある場合は、消費者ホットライン「188」を通じて、最寄りの消費生活センターに相談できます。
相談することは失礼ではない
相談することは、失礼なことではありません。
住まいに関わる工事は、後から簡単にやり直せるものではありません。
納得できないまま進めるより、いったん立ち止まって誰かに相談するほうが、結果としてよい判断につながります。
まとめ|塗装トラブルを防ぐには契約前の確認が欠かせない
塗装工事は家を守るための工事

外壁塗装や屋根塗装は、雨風や紫外線から家を守るための工事です。
ただし、金額が大きく、工事内容が見えにくいため、契約前の説明が足りないと、後から不安や行き違いが生まれることがあります。
よくあるトラブルには、訪問販売で急いで契約してしまう、見積書の中身が分からない、工事中に追加費用が出る、色の仕上がりが思っていたものと違う、保証内容で迷うといったものがあります。
どれも、契約前に少し時間をかけて確認することで、避けられる部分があります。
一つずつ確認することが納得につながる
見積書の内容を聞く。
劣化箇所を写真で見せてもらう。
追加費用の扱いを聞く。
近隣対応や工事後の保証を聞く。
補助金や火災保険は、公式情報や保険会社で条件を確認する。
このような一つひとつが、納得できる塗装工事につながります。
家の塗装は、急いで決めるより、分かるまで聞いてから進めるほうがよい工事です。
不安な点がある場合は、見積書や写真を手元に置きながら、一つずつ内容を見ていきましょう。




